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果たしてMRに将来性はあるのか?製薬業界の環境変化から考える

MRに将来性はあるのか

本記事はこんな人におすすめ!

MRに将来性があるか知りたい。

製薬会社やMRの現状を知りたい。

生き残る製薬企業やMR像を知りたい。

どうもこんにちは!あらお(@araojap)です。

私は普段現役MRとして働いています。

多くのMRではこんな心配事があるかと思います。

 

「MRって将来性あるのかな・・・?」

 

もちろん私も同じような事を考える事が多々あります。

今回は製薬業界やMRの環境変化について解説した後に、

製薬会社・MRの将来性や生き残るMRについて、私の私見を交えて解説していきます!

 

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製薬業界やMRを取り巻く環境の変化と将来性

MRの環境変化は変わってきている

ここ直近数年でも製薬会社やMRの環境は大きく変化してきています。

この変化のためにMRの将来性について都度問われています。

まずは製薬会社・MRの取り巻く環境変化とその将来性について以下に紹介・解説していきます。

 

PGL(販売情報提供活動に関するガイドライン)の運用開始

販売情報提供活動ガイドラインの開始

製薬企業による不適切なプロモーションを防ぐべく、

厚生労働省が2018年に策定し2019年4月から本格的に運用が開始となりました。

 

これはMRにとって自分たちの将来性を考える1つのきっかけとなりました。

このガイドラインはかつてのディオバン問題や武田薬品のCASE-Jなどの不祥事を基に、

MRの活動の適正化を図るために各社でルール・制度を整えています。

 

これを受けて

・MRから医療従事者に話せる内容の限定化による働きづらさ

・他社から刺される恐怖感

・MRの存在意義の疑問

このような事を考えるMRが増えて、将来性について不安視するMRが増えてきました。

 

個人的な見解としては、

・PGLの締め付けが緩くなる事はない

・いつかどこかのメーカーが罰則を受ける

このような印象があります。

 

PGL運用によってMRの仕事自体はクリーンなものになりますが、

少なからずやりがいは減ってきているのが現状です。

 

MRの人数は減少傾向にあり将来性が不安視されている

MRの人数は減少している

MR認定センターのデータによると2017年度のMR数は約6万2000人で、

前年度から700人ほど減少しています。

 

直近20年の中では2013年がピークで約6万5000人でした。

この2013年では糖尿病や高血圧、高脂血症など生活習慣病治療薬でプロモーションが盛んに行われていた時期にもあたります。

 

ここからブロックバスタークラスの製品が次々と特許切れを起こしていき、

結果的にMRはどんどん減少していきます。

後ほどご紹介しますが各社リストラ施策も進めた結果、

MRの数は減少し将来性が不安視されています。

 

度重なる薬価改定でMRの将来が暗いと言われる

薬価改定でMRの将来が暗い

近年医療費高騰によって薬価改定に注目される機会が増えてきています。

有名どころだとオプジーボの薬価改定でしょうか。

以下にオプジーボ100mg/10mL・1瓶の薬価の推移を示します。

 

2014年薬価収載時

2017年2月(特例拡大再算定)

2018年4月薬価改定

2018年11月(用法用量変化再算定)

72万9849円

36万4925円

27万8029円

17万3768円

すごいですよね。

薬価収載時から76%安くなっています。

 

正直現役MRから見ても異常だなーと思います。

また2020年度の薬価制度改革において長期収載品においては、

後発品への置き換え率が80%以上になると薬価引き下げ前倒しになるルールが追加されます。

この改革によって、長期収載品に利益の重きを置く中小メーカーのMRの将来は暗いと言われています。

 

病院を中心に訪問規制が厳しくなってきた

病院の訪問規制が厳しくなってきた

これは特に病院の話になりますが、最近訪問規制が非常に厳しくなってきました。

 

建物の建て替え時のセキュリティ強化

病院内でのルール改正時

このような時に病院の訪問時間帯が限定されたり、完全アポイント制になったり、

病院によっては基本訪問不可になったりしています。

 

ネットが普及してきたため、MRからの情報提供以外にも情報リソースは増えてきました。

そのためMRは将来的に必要なくなる、という声も大きくなってきています。

 

現在の製薬会社とMRに将来性はあるのか

製薬会社とMRに将来性はあるのか

さてここからが本題になります。

製薬会社・MRの取り巻く環境はここ数年で大きく変わり、

MRには将来性がない!

と言われる事が多いです。

果たして本当にMRには将来性がないのか、私見で解説していきます。

 

各社MRのリストラは恐らく続く

2018年から2019年にかけてMRのリストラが多く、

将来が不安になる人も多いとのこと。

 

リストラを行った代表的な製薬会社を挙げてみます。

社名

私見混じりの備考・要因

アステラス製薬

ミカルディスファミリーの特許切れ・自社創薬品少なめ

大正HD

大正富山の分裂

ベーリンガー

ミカルディスファミリーの特許切れ

ファイザー

リリカの特許切れが近い、後発品も同社で取り扱い

ノバルティス

ディオバン・エックスフォージのGE化、抗体製剤・オーファンドラッグへシフト

鳥居薬品

HIVの薬販売権の解消(ギリアドへ)

協和発酵キリン

ネスプの特許切れ、海外へのシフト

エーザイ

アルツハイマー治療薬の治験に暗雲

各社こんな状況ですが、さらに以下の要因も関係していると考えます。

 

薬価改正がどんどん進んでいる

先ほどの項でも紹介した通り、医療費抑制の効果的な手法には薬価の引き下げがあります。

特に長期収載品は利益が高い事が多いので、度重なる薬価の引き下げは会社の利益を大きく下げます。

 

国策で後発品80%を目指している。

医療費抑制を目指して後発品置き換えを国策として推し進めています。

少し昔は後発品なんて質が悪い・粗悪品だと揶揄されていましたが、

今では特許が切れた瞬間後発品メーカー各社が一斉に発売し、

薬局・病院は一気に後発品へシフトする時代になりました。

 

必然的に製薬会社の売上は落ちていきます。

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リストラは営業黒字化を目指す代表的な手法

これは製薬会社に限った話ではないですが、

黒字化を目指す上ではリストラは効果的な手法になります。

 

しかしMRの需要はある

転職サイトや各社募集要項を見ているとMRの募集はまだまだ行われています。

特に新製品上市時・適応拡大時や外資系メーカーの参入時(最近ではルンドベックなど)で、

MRの募集が行われている印象があります。

※MRの転職については詳細記事をどうぞ🔽

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MRの将来性はまだまだあるけど実力が問われる時代へ

MRの将来性はまだまだある

私の私見たっぷりの結論がこれです。

MR経験があれば転職のチャンスはいくらでもありますし、

医療と薬は切っても切れない関係です。

 

つまり製薬会社がなくなる事はないので、MRとして結果を残せれば必然的に生き残っていくと考えられます。

ただし「処方してくださいお願いします!」だけのMRや、

生産性が無い(結果を残せない)MRは淘汰されていきます。

 

結果を残せないと社内でのリストラ対象になりますし、転職では勝てません。

 

製薬業界のルールは厳しくなっていく中で

我々現役MRは今まで以上に結果に拘る必要があります。

 

MRの将来性についてまとめ

今回は製薬会社やMRの環境変化・将来性について解説していきました。

個人的にはMRはまだまだ需要があり将来性はあると考えています。

 

しかし今までのようなぬるま湯にいるMR、成果を出せないMRは必然的に淘汰され、

結果的に将来性は損なわれてしまいます。

リストラが進み、AIが進み、薬価改定が進み

外部的な要因でMRの将来性は不安視されますが、まずは1人のMRとして生き残れるような人材になりましょう。

 

悲観するのはまだ早いです。

以上、あらお(@araojap)でした!

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