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製薬会社のMRは一生リストラの可能性が絶えない理由を解説する

製薬会社のMRは一生リストラの可能性が絶えない理由を解説する

本記事はこんな人におすすめ!!

現在MRとして働いているがリストラが不安だ

実際にどんな会社がリストラを実施しているか知りたい

MRがリストラ対象に入らないよう出来る事を知りたい

どうもこんにちは、あらお(@araojap)です。

私は普段製薬会社でMRとして働きながらマネージャー職も兼業しており、

数名のMRの管理も行っています。

この記事を見ているMRさんは、日々の活動の中でこんな事を考えませんか?

うちの会社はいつかリストラをするのか・・・?

MRのリストラが始まったら自分も対象になる・・・?

私もふとたまに同じような事を考えます。

ただ私の考えでは、現行MRのリストラの可能性が完全にゼロになることはありません。

むしろ逆にMRは一生リストラの可能性は絶えないと私は考えています。

ちなみに2018年度~2019年度にかけて製薬企業のMRは

1年間で2500人超が早期退職制度などを理由に退社しています。

それぐらいMRとリストラは背中合わせで、いつ何が起きても分からない状況にあるのです。

今回は

・MRは一生リストラの可能性が絶えない理由

・実際にMRのリストラを実施した、または表明した製薬会社

・MRとしてリストラ対象に入らないために出来ること

こんなテーマで解説していきます。

※MRの将来性についても別記事で解説しているので、以下を参考にどうぞ🔽

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MRのリストラの可能性は一生絶えない

MRのリストラの可能性は一生絶えない

冒頭でもお話ししましたが、MRのリストラの可能性は一生絶えません。

もちろん製薬業界に限らず全ての職業においてリストラの可能性は存在しますが、

それでもMRはリストラの可能性が比較的高いです。

何故、MRのリストラの可能性は高く一生絶えないのか、その理由を深堀していきます。

MRのリストラが絶えない代表的な理由は

①医療業界は暫く厳しい状況が続くから

②主力品の特許切れが起こるから

③製薬業界のルールが厳しいから

この3つが代表的な理由になります。

リストラが多い要因①:医療業界は暫く厳しい状況が続く

リストラが多い要因①:医療業界は暫く厳しい状況が続く

昨今の日本では後期高齢化社会に直進しており、医療業界は厳しいのが現状です。

診療報酬は全体としてマイナス改定が目立ってきています。

それに加えて後発品置き換え率80%を目指しており、国策として推し進めています。

その結果、

度重なる薬価改定

➡︎後発品がある先発品の切り替え、長期収載品の利益定価

薬価差益を重視されたり、DPCで薬価の安い後発品が優先される

➡︎結果的に先発品メーカーの製品がカットされたり、安値で納めることになる

地域フォーミュラリーが推進されている

➡︎疾患に対する採用薬剤が減り、結果的に採用品目が淘汰される

このような流れからメーカーにしわ寄せが進み売上は落ちていきます。

売り上げが落ちた結果、リストラが始まっていくケースが多々あります。

恐らくこのリストラの流れは長く続く事でしょう。

リストラが多い要因②:主力品の特許切れが起こる

リストラが多い要因②:主力品の特許切れが起こる

これは仕方ない事ですが、各社本腰入れて販促している製品もいつかは特許が切れます。

そしてこのご時世ではスゴイ勢いで後発化が進みます。

各社先発品はもちろんですが、最近ではバイオ後発品の切り替えも目立ってきました。

直近ではリツキシマブやインフリキシマブなどのBS製剤の後発品が、

大学病院を中心に後発化が加速しています。

バイオ後発品は先行バイオ製剤の薬価の70%が基本になりますが、

元々の薬価が高い製剤が多いため、DPC病院では後発化する事で100万円単位で利益が増えるとも言われています。

このように特許切れが原因でリストラ・早期退職に繋がっていくケースがあります。

どんな製品が出てもいつかは特許が切れてしまうため、リストラのリスクは常にあると考えても良いかと。

記憶に新しいメーカーだとバイエルでしょうか。

ホスレノールの特許切れ、そして2020年6月にはゼチーアも特許切れとなり、

昨年末ごろに早期退職を募っていました。

リストラが多い要因③:製薬業界のルールが厳しい

リストラが多い要因③:製薬業界のルールが厳しい

最近の製薬業界のルールは非常に厳しく、コンプライアンス違反で刺されたMRはリストラになる事が多いです。

私も実際に刺されてリストラになったMRを何人か見てきましたが、

特に外資系製薬メーカーは厳しいイメージです。

そして2019年からはPGL(販売情報提供活動に関するガイドライン)が施行され、

さらにMR活動の適正化が図られてきました。

このPGLが施行され、MRだけでなく医師や薬剤師などの医療従事者もMRを刺すことが出来るようになりました。

このように少しでも外れた活動・ガイドラインに沿っていない情報提供をする事で、

MRは一撃でリストラになる環境が出来てしまいました。

直近でMRのリストラをした・表明した製薬会社一覧

ここ数年でリストラ・早期退職を行った製薬会社とその要因を、

私見交じりで紹介していきます。

社名

私見混じりの備考・要因

アステラス製薬

ミカルディスファミリーの特許切れ・自社創薬品少なめ

大正HD

大正富山の分裂

ベーリンガー

ミカルディスファミリーの特許切れ

ファイザー

リリカの特許切れが近い、後発品も同社で取り扱い

ノバルティス

ディオバン・エックスフォージのGE化、抗体製剤・オーファンドラッグへシフト

鳥居薬品

HIVの薬販売権の解消(ギリアドへ)

協和発酵キリン

ネスプの特許切れ、海外へのシフト

エーザイ

アルツハイマー治療薬の治験に暗雲

バイエル薬品主力品の特許切れ

MRがリストラを受けたその後

MRがリストラを受けたその後

MRがリストラを受けた後はもちろん転職で他職へと就くわけですが、

私の感覚ではMRで同業他社へ転職する人が9割、その他職業へと転職が1割といったところでしょう。

リストラを受けた人は他社MRへと転職する人が非常に多いのが特徴です。

MRがリストラを受けた際、他社MRへの転職が多い

これはある種必然かもしれませんが、リストラの対象となるMRの用件には

45歳以上という条件がある場合が多いです。

仮に自分が50歳でリストラにあったとして、これから新しい職業で頑張ろう!

とはならないですよね?

今まで約30年働いていたMRで再就職するのが必然というものです。

※MRへのおすすめ転職サイトはこちらの記事を参考にどうぞ🔽

>MRの転職について詳細記事はこちら

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稀にリストラ後に他業界へ挑戦する人もいる

稀にリストラ後に他業界へ挑戦する人もいる

稀に他業界の職に挑戦する人もいます。

これは比較的若いMRに多いのですが、コンサルタントや食品会社などMRに縁がないような職業へと転職していきます。

リストラ時にMRが嫌な人は他業界に転職しがちな傾向にあります。

※MRの転職先について詳細記事はこちら🔽

>MRの転職先をランキング形式で紹介した記事

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MRとしてリストラを受けないために出来ること

これは現役MRの方が考えるべき事になります。

MRとしてリストラを受けないために出来る事は何でしょうか?

リストラを受けない為に出来る事を挙げてみます。

結果を残して出世をする

結果を残して出世をする

現場で生きていくにはコレですね。

あなたの会社がリストラを決行した際には、

45歳以上のMRを中心に肩叩きが行われるでしょう。

あなたの会社で45歳での理想のポジションは何でしょうか?

思い浮かんだらそのポジションに就く事を目指しましょう。

正直今までは怠惰にその日暮らしでMR活動をしていても生きていけましたし、

ぶっちゃけ日当も出るのでMRで居続ける限り安定した収入をえられたかもしれません。

ただ今後はそんな時代は終わり、間違いなくMRは淘汰されていきます。

その瞬間を迎えた時、あなたは生き残れますか?

MRは現場の最前線なので、結果を残す事が全てです。

TOEIC(英語)を勉強して結果(スコア)を残す

TOEIC(英語)を勉強して結果を残す

内資・外資系共に製薬企業では英語が出来ると割と生き残ります。

某内資系製薬メーカーで大掛かりなリストラがあった時には、

TOEICのスコアが良かったMRは45歳以上でもリストラの対象にならなかったと聞きます。

今の日本では英語が出来る人材がマストになりつつあり、

内資系メーカーも海外での販売が目立ってきています。

英語力があるMRとないMRでは、リストラになる対象はまず英語力のないMRでしょう。

TOEICのスコアが良いと出世や本社の部門にも招集されやすいので、

勉強するなら今のうちです!

製薬会社のMRは一生リストラの可能性が絶えない件のまとめ

いかがでしたでしょうか。

MRのリストラが絶えない代表的な理由は

①医療業界は暫く厳しい状況が続くから

②主力品の特許切れが起こるから

③製薬業界のルールが厳しいから

この3つが主なものとなります。

MRのリストラの恐怖は一生背中にあるものです。

だからこそ、日頃からこのリスクを最小化させる事に努める必要があります。

努力で100%解決出来る物ではありませんが、生き残る為に出来る事はやりましょう。

以上、あらお(@araojap)でした!

 

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